国際薬膳師とは?受験資格・費用・中医薬膳師との違い
薬膳の最高峰。ただし費用は公式非公開・中医薬膳師が前提
国際薬膳師(士)は、薬膳系資格の頂点に位置づけられる資格です。ただし、いきなり目指せる資格ではありません。受験資格そのものが「本草薬膳学院の中医薬膳師を取得していること」だからです。つまりスタートラインに立つまでに約1年・26万円超がかかります。そしてもう一つ、比較サイトがほとんど書かない事実があります——この資格、費用が公式に公開されていません。
国際薬膳師(士)の基本情報
2026年7月8日 編集部調査
| 資格名 | 国際薬膳師(士)(国際薬膳調理師も同枠) |
|---|---|
| 認定団体 | 日本国際薬膳師会(2024年〜・従来は中国薬膳研究会) |
| 費用 | 公式資料で「お問い合わせください」(非公開)。前提の中医薬膳師までで約265,660円 |
| 5年保有の実質総額 | 265,660円+非公開額(中医薬膳師の総額に受験対策講座費・認定費が上乗せ) |
| 学習期間 | 中医薬膳師の取得(約1年)+受験対策講座3日(本試験の約1ヶ月前) |
| 受験方法 | 認定試験(本草薬膳学院で本試験の約1ヶ月前に3日間の受験対策講座あり) |
| 受験料 | 非公開(公式料金表は「お問い合わせください」表記) |
| 合格ライン | 非公表 |
| 更新料・年会費 | なし(公式資料に記載なし) |
| 履歴書 | 書ける(薬膳系では最上位の肩書き) |
この資格の最大の注意点は、費用が公式に分からないことです。本草薬膳学院の講座・料金一覧表では、国際薬膳師(士)の受験対策講座費も資格認定費用も「お問い合わせください」と記載され、金額が明示されていません(中医薬膳師など他の資格認定費用は20,000円と明記されているのと対照的です)。したがって当サイトでも総額を確定できません。検討する場合は、必ず学院に直接問い合わせて金額を確認してください。
用途別の評価
薬膳の資格は「何に使うか」で評価がまったく変わります。国際薬膳師(士)の場合はこうです。
編集部の本音
薬膳を仕事にする人にとっての到達点で、2024年3月時点の合格者は1,855名。希少性のある肩書きです。ただし当サイトの立場から正直に言うと、この資格は「比較して選ぶ」対象ではありません。受験資格が中医薬膳師の取得である以上、実質的には本草薬膳学院のルートに入った人が次に目指す先であって、他の入門資格と並べて検討するものではないからです。そしてもう一点、費用が公式に非公開である事実は指摘しておきます。他の資格認定費用(中医薬膳師など)が20,000円と明記されている料金表の中で、国際薬膳師だけが「お問い合わせください」なのは、金額を事前に比較したい人にとっては不親切です。目指す価値がないという意味ではありません。ただ「総額いくらか分からないまま1年の課程に入ることになる」構造は、知った上で入るべきです。なお2024年から資格証書の発行元が中国薬膳研究会から日本国際薬膳師会に変わっています。
向いている人
- 薬膳を本業にする(教室・執筆・監修)
- すでに中医薬膳師を取得している
- 薬膳系で最上位の肩書きが必要
向いていない人
- 家庭で活かせれば十分
- 費用を事前に確定させたい(非公開のため不可)
- まだ入門段階(→まず中医薬膳師か入門資格から)
講座と申込み
この資格が取れる講座
価格・条件は 2026年7月8日 編集部調査
| 講座 | 費用 | 期間 | 試験 | 選ぶ理由 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 本草薬膳学院 国際薬膳師(士)受験対策講座 ※中医薬膳師取得者向け | 非公開(公式料金表は「お問い合わせください」) | 本試験の約1ヶ月前・3日間 | 受験には中医薬膳師の取得が前提。プリント代別途 | 国内で国際薬膳師を目指す正規ルート。まず中医薬膳師コースから始まる | 公式サイト |
当サイトは講座リンクにアフィリエイト広告を利用する場合があります。掲載順・評価は広告の有無と無関係に、編集部の調査に基づいて決めています(調査方法)。
よくある質問
国際薬膳師はいきなり受験できますか?
できません。本草薬膳学院の「中医薬膳師」の取得が受験資格になります。中医薬膳師は約1年・総額約26.6万円(eラーニングの場合)なので、国際薬膳師を目指すならまずここからです。
国際薬膳師の費用はいくらですか?
公式に公開されていません。本草薬膳学院の講座・料金一覧表では、受験対策講座の費用も資格認定費用も「お問い合わせください」と記載されています。中医薬膳師の資格認定費用が20,000円と明記されている一方で、国際薬膳師は金額表記がありません。正確な金額は学院への直接問い合わせが必要です。
国際薬膳師と中医薬膳師の違いは?
認定元と位置づけが違います。中医薬膳師は本草薬膳学院が認定する資格(登録商標)で、国際薬膳師(士)は2024年から日本国際薬膳師会が資格証書を発行する上位資格です(従来は中国薬膳研究会認定)。中医薬膳師が国際薬膳師の受験資格になるという関係で、段階が一つ違います。
国際中医師とは別ですか?
別の資格です。国際中医師は世界中医薬学会連合会の認定で、本草薬膳学院では「中医薬膳師資格取得者で、同時に研究科等で総合学習時間2,600時間以上の方」が対象と案内されています。薬膳より中医学全般に踏み込む資格で、必要な学習量がさらに一段上がります。
他の薬膳資格と比べる
薬膳の資格は11種類以上あり、費用も設計思想も大きく違います。全体を横断で比較してから決めたい方はこちらへ。
参考・出典
以下の一次情報を編集部が確認して執筆しています(最終確認: 2026年7月8日)。価格・条件の最新情報は各公式サイトをご確認ください。